小さなフルーツコウモリの男の子バッティーは、ニューヨークの治安を守るために夜な夜な奮闘。天野喜孝による全編描きおろしのイラストストーリー。

天野喜孝（アマノヨシタカ）

静岡県生まれ。竜の子プロダクションでアニメ作品のキャラクター設定をしたのち、フリーになり、雑誌、絵本等にファンタジー画、装丁画を発表。星雲賞を１９８３年の第１４回から第１７回まで４年連続受賞。その後ゲームソフト「ファイナルファンタジー」のビジュアルコンセプト、舞台美術等に創作の場を広げる。９５年ごろより、パリ、ニューヨークでリトグラフ制作を開始。９７年、９９年と二度にわたりニューヨークで大規模な個展を開催。上野の森美術館をはじめ、国内の個展開催は数知れない。現在、９９年のニューヨーク個展で発表したオリジナル作品「ＨＥＲＯ」を多メディアに向けて制作中。海外では「Ｔｈｅ　Ｓａｎｄｍａｎ：Ｔｈｅ　Ｄｒｅａｍ　Ｈｕｎｔｅｒｓ」が２０００年ヒューゴー賞ノミネート、アイズナー賞を受賞。またドラゴン・コン賞、ジュリー賞も受賞している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）