序論 三国・六朝文学の課題
第一節 王粲の文学
第二節 阮籍「詠懷」詩の自我構造
第一部 東晉・宋代の詩人
第一章 陶淵明の文学
第一節 「形影神三首」詩と仏教
第二節 「雜詩十二首」における死生観
第二章 謝靈運の文学
第一節 謝靈運の資性と詩
第二節 謝靈運の「山居賦」の構造と仏教
第二部 庾信の文学
第一章 庾信の前半生の文学
第一節 前半生の銘と賦
第二節 南朝時代の詩の特質
第二章 「擬詠懷二十七首」の方法
第一節 「擬」と「詠懷」の方法
第二節 庾信「擬詠懷二十七首」の方法
第三節 「擬詠懷」における自己像の形成
第四節 詠懷と叙事
第三章 後期の賦の特徴
第一節 「竹杖賦」における再生への希求
第二節 「哀江南賦」の表現構成
第四章 後期の庾信とその文学的立場
第一節 「擬連珠」四十四首の表現と論理
第二節 庾信と北周滕王
第三部 庾信以後の六朝文学
第一章 北周王族の文学と思索
第一節 北周趙王の文学
第二節 北周趙王への庾信の影響
第二章 「羈旅の臣」の文学
第一節 江總の文学
第二節 顏之推の文学
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