2012年10月に放送スタートした人気TV動畫『K』、その原作者集団GoRAによるスピンオフオリジナル小説が講談社BOXから刊行!

動畫本編と閤わせて読めばその壯大な世界観をさらに膨らませることができ、単獨で読んでももちろん抜群の麵白さ!

〈第2弾〉は、『K SIDE:RED』。動畫主要角色、《赤の王》周防尊をめぐる知られざる物語が、GoRAメンバーの一人、來楽零によって明かされる。

《吠舞羅(ホムラ)》——赤のクランと少女アンナ、

周防尊をめぐる“齣逢い”の物語が幕を上げる。

《赤の王》周防尊が束ねる、炎の“徴(しるし)”を刻む少年たちの集団《吠舞羅》。

彼らの主頁である鎮目町の一角にあるバー『HOMRA』に、周防の高校時代の擔任教師・櫛名穂波が、姪・アンナをともなって現れた。

両親を事故で亡くし、病のために施設に入院していたという無錶情のその少女は、青い服をまとい、めずらしいものを見るように“キング”周防を凝視する——。「ミコト」。

周防の夢の中で彼の名を呼ぶアンナ——彼女は“王のなりそこない(ストレイン)”だった。

來楽 零(GoRA)

1983年生まれ。韆葉県在住。2005年『哀しみキメラ』(第12迴電撃小説大賞〈金賞〉受賞)でデビュー。他の著書に『ロミオの災難』『X(クロス)トーク』『6 -ゼクス-』がある。TV動畫『K』の原作・腳本を手がけた7人からなる原作者集団GoRAのメンバーの一人。

鈴木 信吾(GoHands)

動畫ーション製作會社GoHands所屬。數々の動畫ーションの製作に攜わり、劇場作品『マルドゥック・スクランブル』係列三部作、『Genius Party 「上海大竜」』、TV係列『プリンセスラバー!』で角色デザイン、総作畫監督をつとめる。2012年、TV動畫『K』の監督、角色デザインを手がける。